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チーズの歴史

チーズは、現在ではヨーロッパを中心として、世界中の食卓であらゆるシーンにおいても楽しまれています。
このチーズの歴史は、人類の歴史と同じくらい昔まで遡ることができるのです。
チーズが初めてどのように作られたのかは、確かな記録が現存されていませんが、「人類が作った最も古い食品」と言われ、おそらく山羊や羊などを飼育し、その乳を利用することを発見した頃と考えられています。

チーズは、ヨーロッパが始まりと思われがちですが、古代チーズ文化はアジアが発祥地という説が有力です。
古代モンゴル族は、紀元前3世紀頃にはあらゆる家畜の乳を利用した多種多様な乳文化を持っていたと言われています。

チーズ文化は、西アジア周辺で生まれ、トルコなどを経てギリシャに伝わっていったものと思われます。
山岳地帯が多いギリシャでは、山羊や羊の乳から作られるチーズが発達しました。
その古代ギリシャでは、「神への供物」としてチーズを神殿に捧げており、チーズがとても貴重な物だったようです。

西ヨーロッパで初めてチーズが作られたのは、イタリアだと考えられ、その歴史は「チーズ王国」と言われるフランスよりもずっと古いのです。
紀元前1000年頃に、高度なギリシャ文明を持つエトルリア人により、海路から北イタリアのロンバルディア地方に伝えられ、牛の乳によるチーズの原型が産まれたという説が最も有力です。
一方、イタリア南部は岩場が多く耕地が少ないため、山羊や羊の乳を主体としたチーズ作りが行われてきました。

 

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