味とにおいが共にマイルドな食べやすさが特徴のセミハードタイプは、水分が少なく締まった組織の半硬質チーズです。
熱を加えず柔らかめに仕上げるのでセミハードと呼ばれています。
昔は、航海や長旅などの保存食として、栄養も豊富なため重宝されたそうです。
未熟期間(製造?3ヶ月)は、触るとゴムのような弾力があり、全体的に白く、生っぽい感じがします。
この時はまだミルクそのものの匂いしかしないので、チーズらしい風味や旨みはまだありません。
適熟期間(3?4ヶ月)は、薄く柔らかい表皮に艶とはりが出てきます。
まだ少しゴムのような弾力があり、中心には芯が残ります。
旨みやコクはまだ少ないものの爽やかな味わいがあります。
完熟期間(5?6ヶ月)は、やや乾いた表皮にくすみが出てきます。
身がしっかりとしてきてしっとりとした弾力が出てきます。
コクと甘みがこのあたりから味わえます。
過熟期間(6ヶ月以上)は、乾燥して表面に割れ目が出てきます。
蒸れた匂い、油焼けした臭いがしてきて苦みが増し、旨みといったものは無くなってきてしまいます。
日本の食品売り場で手軽に手に入るプロセスチーズと似た食感があり、あらゆる食シーンにも合うのがこのセミハードタイプのチーズです。